無事に帰国しました

日本へ帰国するためには72時間前までのPCR陰性証明書が必要となります。ツーソンの空港で検査を行い、無事に陰性の結果をいただき、いよいよ待ちに待った帰国の日。

ちなみにツーソン空港でのPCR検査は無料ですが、日本の成田空港での検査は３万円くらいします。

とても大きな機体だったのですが、客室乗務員さん１１人に対して乗客は僅か３３人と機内はガラガラでした。

そしていよいよ日本に到着。

ただいまー！！

ただいまー！！

おかえりの文字にテンションが上がります(*ﾟ∀ﾟ)=3

さて、ここからが大変。

海外に行くよりも日本に帰国する方がよっぽど大変だとはよく聞いていましたが本当でした。

書類の確認、書類の記載、確認確認確認…案内されるがままにあっちへ行きこっちへ行き、最後は椅子に座ってPCR検査の結果待ちです。

待ち時間に配給されたパンやおにぎり。お兄さんやお姉さんがカゴにパンやおにぎりを大量に入れて「パンかおにぎりいりませんか〜？」と二度ほど回ってきてくれました。

長い長い書類確認と待機時間を終えてやっと放送で陰性のお知らせが。このあとは預け荷物を受け取り、税関への書類提出をして隔離ホテルへ運ばれる…予定だったのですが

ゆうなさんの預け荷物がない。

そうです。俗に言うロストバゲッジというやつです。

実は私たち、今回のロストバゲッジは少し予想をしていました。というのも、友人が日本からツーソンへ向かう飛行機でロストバゲッジをしていたからです。

しかも２人も！！

すごい確率です。航空会社さん荷物無くしすぎです。

基本的に買い付けた宝石や天然石は手荷物で持ち帰ってくるのですが、単価が安い物や重いものなどは預け荷物に入れることがあります。今回は行きに2人の友人がロストバゲッジしたこともあったので万が一に備えてほとんどのものは手荷物で持ち込み、そのうち数点ほどを私の預け荷物とゆうなさんの預け荷物に分けて入れておきました。

分けて入れたのはもちろんロストバゲッジ対策です。

そしてロストバゲッジしました。

さらに驚くべきことに、行きでロストバゲッジしていた私の友人もまたもやロストバゲッジしていました((( ;ﾟДﾟ)))

冗談もほどほどにしていただきたいと思うくらい信じられない確率のロストバゲッジです。

ゆうなさんのバッグがなくなってしまったら隔離期間中に彼女の着替えが一式ないとか充電器がないとか問題は色々あるのですが、今ここで一番問題となることは業務通関したい商品が手元にない、ということ。

つまりどういう事かというと、税金が払えないため商品が空港内に保留状態になってしまうということです。合計１時間半、税関の人たちや航空会社の人を交え話し合い、なんとか打開策を見つけやっと外に出ることができました。